富士山22日(火)で初冠雪が観測されました
去年より26日遅い観測
平年より22日遅い観測です。
今年の秋は平年より気温が高い日が多く
この記録は、統計を取り始めた1894年以降
3番目に遅いということです
富士山の冬がようやく始まります
この記事では、富士山で初冠雪を発表する
観測方法や定義、過去の富士山で初冠雪の発表日などを
調べて見ましたので
お伝えしていきます。
双眼鏡か目視かや静岡県の御殿場から初冠雪が
見えたらどうなる!?などの情報をまとめました。
情報をしりたい方は最後まで読んでみて下さい。
それではまず、富士山初冠雪の観測方法や
定義の情報からまとめていきます。
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観測方法は、双眼鏡ではなく目視です。
甲府地方気象台では双眼鏡を使用することなく
富士山を肉眼で確認できます。
よって甲府地方気象台の職員が
肉眼で初冠雪を確認できた場合に
正式な記録となります。
初冠雪の定義は以下のように言われています。
「夏を終え、秋から冬へと向かう時期に山の山頂に雪が積もって白くなること」
例えば、山の山頂に雪が積もっているのに
雲で覆われて目視出来ない場合は
初冠雪とはなりません
また、初冠雪があったのに、悪天候の影響で目視出来ず
その間に積もった雪が融けた場合でも同様です
こういった場合は『幻の初冠雪』とされてしまいます
今年はすでに静岡県側から初冠雪が確認されていましたが
まさに『幻の初冠雪』となりました。
富士山で初冠雪の動画はこちら
富士山で初冠雪を観測 平年より22日遅く | NHKニュース
富士山で22日午後、初冠雪が観測されました
富士山の初冠雪は
平年より22日遅く
去年と比べて26日遅い観測となった。
静岡県の御殿場市内から初冠雪が見えたとしても
甲府地方気象台から見える富士山が
雲がかかって見えない時は
正式な記録とはなりません。
富士山の初冠雪は、
甲府地方気象台の職員が
目視で山の積雪を確認して発表します。
この発表が正式な発表となる。
甲府地方気象台は
富士山から約40㎞離れたところに位置しています
甲府地方気象台
所在地:〒400-0035 山梨県甲府市飯田4丁目7−29
富士山初冠雪の平均日は9月30日
甲府地方気象台は富士山の初冠雪を
1894年(明治27年)から観測しています。
1894年年以降の観測で
一番早い富士山初冠雪は
2008年:8月9日
一番遅い富士山初冠雪は
2016年:10月26日
この10年で一番早い初冠雪
一番遅い初冠雪が記録されているのは
地球温暖化とかの影響でしょうか!?
2019年の富士山初冠雪は
10月22日です。