ガロンヌ川は世界遺産の宝庫
ガロンヌ川自体は、日本ではあまりメディアで
取り上げられた機会もすくないので
あまり知られていません。
ガロンヌ川沿いには世界遺産が多くあり
世界的には世界遺産の宝庫と言われています。
そんなガロンヌ川沿いの世界遺産の情報や
日本からの行き方と観光情報や治安などについて
まとめてみました。
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ガロンヌ川は、
スペインのカタルーニャ州北西部に発し
ピレネー山脈を水源とし
フランス南西部(ボルドー)にかけて
流れる長さ約647kmの川です。
日本で一番長い川である
信濃川(千曲川 )の長さはは367km
日本最長の川よりも約1.7倍長い川です。
東京から北方面に600キロですと青森県
東京から南西方面ですと広島県あたりになります。
日本人にとっては、
かなり長い川というイメージになります。
ガロンヌ川の場所は、こちらです↓
延長:602 km
流量:650 m³/s
水源:ピレネー山脈
周辺都市: トゥールーズ、 ボルドー
アジャン、 マルマンドなど
スペインではガローナ川と呼ばれる。
ガロンヌ川の川沿いは、知られざる世界遺産の宝庫
教会もあります。
遊歩道があり、そこからの眺めが非常にきれいです。
散策しながら、雄大な川を眺めることもできますし
旧市街や建物を見ながら散策ができます。
美しい景観は、
フランスが歩んできた歴史の産物だといいます。
ガロンヌ川はフランスの
トゥールーズの街のほぼ中心を流れています。
トゥルーズ市内ならいろいろな場所から
行くことができます。
しかし、世界遺産目当てならば
ボルドー空港から行くのがオススメです。
航空料金はトゥルーズもボルドーもほぼ同じ価格です。
日本からガロンヌ川へ行くには、
ボルドーから。
最安値ですと
ターキッシュ エアラインズ航空で成田空港
→フランスのボルドー空港
乗換1回
2019年11月30日時点での最安値は
航空会社 ターキッシュ エアラインズ
83570円(片道)
航空券代金62500円の他に
諸税(燃油等込み) 17770円
取扱料金 3300円
合計83570円(エコノミー)
所要時間は25時間35分
乗換1回
日本の航空会社は約50万円です
なんと約6倍の価格になります!
ボルドー・メリニャック空港
地図を見ていただくとわかりますが
ボルドー空港からガロンヌ川へ
行くには東方面に移動です。
車やバスを使えば、40分ほどで
空港からガロンヌ川に行くことができます。
ボルドーは交通の便がよく
バスや地下鉄を使えば市内のほとんどの
場所に行くことができます。
楽天トラベルでは
フランス⇒ボルドーと入力すると情報が見れます。
楽天トラベル
せっかくフランスにいくならパリは外せないですね。
公共機関の中でもおすすめなのは
シティパス(CITY PASS)
出典: PARISCityVISION
シティパスは、パリなどの公共交通機関
(地下鉄、路面電車、バス、空港シャトル)への
乗り降り自由 + 市内の観光スポット
およびパートナー施設(美術館、モニュメント、アトラクションなど)での
入場料が無料または割引になります
日本人が海外旅行に行くときに気になるのが
1番目に治安
2番目にタクシー利用などのぼったくり
ですね。
ガロンヌ川周辺の
ボルドーの治安はいいです。
フランスというとパリのイメージが強く
パリでは治安が悪く
スリやひったくりなどの犯罪が多発しています
日本人もパリではよく被害にあっています。
鞄のチャックを閉めていなかったり
長財布を使ったり
パリでは危険だとされていることも
ボルドーでは大丈夫です。
ボルドーで注意することは
他の街へ行くときに使う駅
「ボルドーサンジャン駅」です。
ボルドーでは特に駅の裏側
南側は危険とされています。
これはどこの場所でも同じで
駅の裏側というのは
人通りも少なくなるので
治安は悪くなります。
ボルドーは治安のいい街といわれていますが
海外で共通していえることは
油断は禁物です。
駅の近くの道や有名な観光地などの
人混みではスリた置き引きの被害に
遭いやすいので注意が必要です。
絶対に日本の感覚ではダメです。
その辺に無造作に荷物などを置けば
海外ではいとも簡単に持っていかれます。
日本の常識は海外では通用しないことを
肝に銘じておきましょう。
出典:https://www.istockphoto.com
フランス西南部に位置するアキテーヌ地方の
中心都市ボルドー、リューヌ港は
古くから世界的に名高いワインの生産地として
またワインの積出港として知られています
「リューヌ」とはフランス語で「月」の意味
リューヌ港はその名の通り
ガロンヌ川が三日月形に湾曲していることから
このように呼ばれるようになりました
ボルドーの歴史地区はリューヌ港を中心に交易で栄え
18世紀には一大商業都市として繁栄します
歴史的建造物が多く「プチ・パリ」と呼ばれていたボルドー
18世紀の都市計画による美しい街並が広がり
古典様式と新古典様式が融合した魅力的な街並となっています
2007年に「ボルドー、リューヌ港」は
ユネスコの世界遺産に登録されました
出典:https://www.istockphoto.com
ガロンヌ川沿いにあるブルス広場は
18世紀にルイ15世の命により造られました
広場に面した壮麗な建物は
新古典主義建築の代表的な建造物で
かつての証券取引所
現在は商工会議所になっています
またブルス広場の前には水が薄く張られた
「水鏡」とよばれる観光名所があります
ここから眺める美しい景観は一見の価値があり
水が張られる時間帯は
観光客が行動するお昼前から夜
商工会議所が水鏡に映り込む夜景は特にオススメです
ボルドーと聞いてサッカーファンの方なら
聞き覚えがあります。
FCジロンダン・ボルドー
フランス・ボルドーに
本拠地を置くサッカークラブチーム
一般的には「ボルドー」と呼ばれる
香川真司選手が移籍するかもしれないとして
チームの候補として「ボルドー」が上がったのは最近です。
出典:https://commons.wikimedia.org
スペインのサンティアゴ・デ・コンポステーラに続く
フランスからの巡礼路は、全部で4本あります
そのうちの1本がボルドーです
サン・タンドレ大聖堂は
「フランスのサンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路」
の一部として1998年にユネスコの世界遺産に登録されました
2007年に「ボルドー、リューヌ港」として
世界遺産に登録されたボルドーの街より
先に登録されています。
11世紀にロマネスク様式で建てられた教会堂でしたが
12世紀から14世紀にかけて増改築を繰り返して
現在のゴシック様式の建物になりました
サン・タンドレ大聖堂は
1137年に国王ルイ7世とアキテーヌ公女アリエノールの
結婚式を行った場所としても有名
サン・タンドレ大聖堂の東隣には
別棟で建てられた
鐘楼のペイ・ベルラン塔があります
高さ66mで231段の階段を登ると
ボルドーの美しい街並が一望できます
ボルドー・リューヌ港・ブルス広場からは
近い距離です。
ボルドー・リューヌ港とサン・タンドレ大聖堂
の2つもの世界遺産が
こんなに近距離にあるということは
周辺の街並みも観光する価値があることがわかります。
出典:https://www.istockphoto.com
コメディ広場にある大劇場は
18世紀後半に建築家ヴィクトル・ルイによって
造られたルネッサンス様式の建物
ギリシャ神殿を思わせる12本の
コリント様式の円柱が並ぶファサードの上部には
12の女神像が並んでいます
音響効果が抜群で、エントランスホールの大階段は
パリのオペラ・ガルニエのモデルになりました
劇場内部を見学する場合は
ガイド付きツアーがある
ガロンヌ川沿いの
フランス西南部の港町ボルドー、リューヌ港は
パリに次いで歴史的建造物の多い街です
また世界有数のワイン生産地として
一大商業都市でもあります
ユネスコの世界遺産にも登録された街並みは圧巻です。
ピレネー山脈はスペインとフランスの間に
約430kmにわたって連なり
イベリア半島をヨーロッパから隔てる
標高約3400mの山脈です
ピレネー山脈には、全域を横断するハイキング コースや
自然公園内のより短い遊歩道がいくつもあり
山脈の両側には多数のスキーリゾートがあります
また、この山脈の中心には
小さな主権国家アンドラがあります
ピレネー山脈
標高:3404m
最高峰:アネト山
所在地:フランス、 スペイン
歴史と文化を生んだ川・ガロンヌ🍷世界遺産を巡る旅 11/30(土)『世界ふしぎ発見!』【TBS】
出典元: 引用 YouTube
日立 世界ふしぎ発見!|TBSテレビ
ピレネー山脈を水源とし、フランス南西部を流れるガロンヌ川。
その川沿いは、知られざる世界遺産の宝庫!美しい景観は、
フランスが歩んできた歴史の産物だといいます。今回、ガロンヌ川に注目して旅に出るのは
ミステリーハンター初挑戦の工藤綾乃さん。一体どんなレポートに…?