パプアニューギニアのワニ男(クロコダイルマン)はセピック族だ
パプアニューギニアのセピック川流域に
ジャングルの中で暮らしている
「セピック族」という部族がいます。
このセピック族で成人した男性のことを
ワニ男(クロコダイルマン) というらしいので
調べて見ました。
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パプアニューギニア「セピック族」のワニ男(クロコダイルマン)
パプアニューギニア「セピック族」の
ワニ男(クロコダイルマン)についてですよ!
パプアニューギニアのワニ男(クロコダイルマン)はセピック族
セピック族の儀式は特殊で命がけの彫り物
彼らは、独特の文化を持っており、
男子が成人するためにはある儀式を
通過しなくてはなりません。
これが命がけなのです。
セピック族の成人の儀式は精霊の家
「ハウスタンバラン」の中で行われます
ハウスタンバランは女性を、
暗い内部は胎内を
象徴するとのこと
その中で儀式をして出ていくことで
大人の男として
「再生」するのだ
14~18歳の男が
ハウスタンバランの
2階に集められ
全身に泥を塗り
「村の掟」を長老達から2週間学びます。
その後、儀式が行われます。
その儀式とは、集落の長がデザインした通りに
体に入り組んだパターンの
模様を彫る事になります
彫るというと、なにか刺青とか
タトゥーのようなものを連想するかもしれませんが
彼らの彫り方は独自のものです
まず、カミソリや竹でで皮膚を模様に
あわせて削ぎ取ります
次に、皮膚をそぎ取った傷口に
特殊な樹液を塗り
傷口を膨らませます
処理を終えた皮膚は後に
ワニのウロコように変化 します
なぜこれほどまでの
儀式を行うのかというと
彼らは自分たちの祖先は
「ワニ」だと信じ切っており
成人する為にはこの儀式を通過することで
セピック族の精神や魂が
宿るという考え方があるそうです
儀式によって母親の血を流しだし、
父親の血を受け継いだ
一人前のクロコダイルマン(ワニ男)になります。
とはいっても
この儀式が肉体的に与える苦痛は
並大抵のものではありません
中には出血多量で死亡したり
傷口から感染症にかかるリスクもあるようで
大人になるのも命を賭けているのです
この儀式では「止血」は行われません!
あるカメラマンが現地の取材で
このセピック族のクロコダイル模様の彫り物を
写真に収めようとしたら
お金を要求されたそうで
近年はこの儀式が彼らの
現金収入となってきているようです。
これだけ、文明とかけ離れた
生活をしている部族でも
お金の魔力の前には
屈してしまうのかとちょっと複雑な気も致します
なお、この儀式を終えてクロコダイルマンとなったら
かなりもてるようになるとのこと!
もてたくても流石にコレはやらないぞ!!
パプアニューギニア
セピック川
セピック川 はニューギニア島にある川である。
フライ川と並んで同島における主要河川である。
パプアニューギニアのサンダウン州、
東セピック州及び一部の区間で
インドネシアのパプア州を流れる。
パプアニューギニア「セピック族」のセピックアート
あれほどの特殊な儀式を行うセピック族ですが
そうした文化は「セピックアート」
として 注目を集めています
パプアニューギニアのセピック族の村に
足を運ぶ観光客が増えており
セピック族のワニ模様の肌を撮影する際には
お金を要求して資金源として使うこともあるとか
わりと最近ではこのような部族も増えてきています。
物価の違いから日本円で数千円でも
かなりの資金源になるのではないかと思われます。
木彫りのワニや魔除け・呪術用の仮面、
ストーリーボードなどは非常に華やかで
衝撃の儀式とは大きく違い楽しいものです
パプアニューギニアのワニ男(クロコダイルマン)
セピック族の儀(閲覧注意)
見てるだけでめちゃくちゃ痛そうです。
※気の弱い方は見ないようにお願いします。
Rites of Manhood: Crocodile Scars | National Geographic
出典元: 引用 YouTube
この儀式に耐えれば
少々の辛いことなど
何とも思わなくなる精神力が付きますね。
けしてやってみたいととは思いませんが!
記事を書きながら情報収集していましたら
こんなサイトを見つけました。
セピック族の儀式は3位で紹介せれていました。
記事はこちら
世界の恐ろしすぎる儀式8選 – フェルミ研究所
7位の「バンジージャンプ」はテレビで紹介されたのを
見たことありますね。
なんか足に巻いてる木のつるが長すぎて
バンジージャンプにならずに
そのまま地面に激突してた人もいました。
見る限り無事でしたがかなり痛かったと思います。
パプアニューギニア – セピック(Sepik)
出典元: 引用 YouTube
パプアニューギニアのワニ男 「セピック族」が紹介されている書籍
本当に不思議な世界の風習という
書籍でパプアニューギニアのセピック族のことが
詳細に紹介されています。
他の世界の特殊な部族の風習も
日本の文化ではないものばかりで
おもしろいです。
まとめ
いかかでしたか?
- 今回は「パプアニューギニアワニ男 「セピック族」」について紹介させていただきました。
- セピック族の儀式は特殊で命がけの彫り物
- パプアニューギニアワニ男 「セピック族」が紹介されている書籍
本当に不思議な世界の風習 - 是非、参考にしてくださいね。